憧れの音楽業界でアルバイトしたい!
音楽が好きな方へ、ライブパワーで大学4年間アルバイトしていたわたしの経験をまとめます。
ライブパワーのアルバイトのメリット
音漏れを聞ける
会場での作業のため、ライブが始まったら音漏れを聞くことができます。
屋外でも曲や歌詞を理解できる程度に聞こえるため、ちょっと得した気分になれます。
アーティストを見られる(かも)
基本的にはほとんどアーティストを見ることはありませんが、稀に裏側をのぞけます。
確実に姿を見れるのは「アテンド」というアーティストを案内する職種ですが、あまり募集件数は多くありません。(後述)
1日から入れる
バイトの求人を探すと、最低でも週1、基本は週2〜3以上ということが多いかと思います。
ライブパワーは登録制の派遣のバイトなので、好きなときに1日から入れるのが嬉しいところです。月1でもいいし、月20入ってもいいのです。
1日でたくさん稼げる
朝6:00~夜12:00(終電まで)というような現場もあり、1日で1万円以上稼ぐことが可能です。(その分、次の日はくたくたですが)
長時間の現場であれば夜10時以降は深夜手当がつくため、さらに稼げます。
休憩時間が多い
お客さんがいない場合は2時間に1回20分休憩があったりして、拘束時間が長いわりには実働時間はあまり多くありません。
ごはんが出る
長時間の場合、昼・夜のお弁当が支給されます。
特においしいわけではないですが、食費を節約したい人にとってはメリットとかと思います。
ライブパワーのアルバイトのデメリット
時給が安い
ライブスタッフは人気のバイトのため、時給は高くありません。
基本給は東京都の最低賃金です。
「とにかく短い時間でたくさん稼ぎたい!」という人には向かないアルバイトです。
交通費が固定
バイトの交通費は支給されますが、ライブパワーの本社があるJR「目黒駅」からの最安交通費で計算されます。
そのため、自宅が会場まで目黒駅より近ければ差額分もうかりますし、遠ければ差額分損してしまいます。
都内のほか横浜スタジアムやさいたまスーパーアリーナのような現場もあるため、損しないように注意が必要です。
途中で帰される場合がある
「見込みよりも客数が少なかった」という場合、こちらが10時間のバイトの予定で1日空けていても3~4時間で帰される場合があります。
頻度は高くありませんが、「とにかくお金が必要!」と切羽詰まっている場合は注意が必要です。
バイトのキャンセル不可
派遣のバイトのため、シフトを申し込んだあとはキャンセル不可です。
インフルエンザになった、忌引きなどの理由では休めますが、社員への印象はよくありません。
急な予定が発生するなど、スケジュールが読めない人には向かないアルバイトです。
めちゃくちゃ疲れる
バイト内容自体はラクなのですが、稼ごうとすると長時間の現場になるためかなり疲れます。
4時間など短時間のバイトもありますが、基本は8〜10時間など長時間の現場が多いです。
社員が怖い
バイト中少しでももたもたしていると「邪魔!」と恫喝され、とても怖かった思い出があります。
現場に忘れものをして電話しようもんなら「ヒマじゃないんだけど!」となじられます。
(※現場で忘れ物をした場合は、JR目黒駅の本社まで取りにいく必要がある)
スタッフさんにもよりますが、初心者が多く忙しい現場のため、ピリピリしている人が多い印象です。
アーティストに会えるの?
職種によります。
「アテンド」というアーティストを案内する職種の場合は確実に会うことができます。
グッズ販売や設営など、それ以外の職種の場合は下っ端のバイトが会えることはほぼありません。
稀に楽屋の裏側を通るときに覗けることはありますが、一瞬です。
アーティストに会えるのが醍醐味のバイトですが、ミーハー心むきだしだと印象が悪くなりますので注意しましょう。
ライブパワーのアルバイトの面接突破法
ライブパワーでは、「電話で面接に申し込む」⇨「説明会兼面接」というステップでアルバイトに登録します。
最初に電話をかけるときの応対もチェックされています!
面接に向かう前から落とされないよう気をつけましょう。
- 大きい声で、はきはきと話す
⇨基本的に大きい会場での接客業なので、声が小さい人は向かない。
大きな声で元気よく! - 志望理由
⇨「友達のおすすめ」「音楽が好きだから」などの軽いものでよい。
ミーハーなファン心を全面に押し出した理由や、自分勝手な理由でバイトをバックレそうな人はNG。
私は「ライブが好きだから」「友達のおすすめ」と答えましたが受かりました。
まとめ
給与はあまりよくないですが、やはり音楽好きにはたまらない職場です。
大学3〜4年次の就職活動初期など、不定期でしかバイトできない場合も役に立ちます。
迷っている方は、とりあえず申し込んで登録しておきましょう!