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メルカリで出品者に「取引をキャンセルしたい」と言われた場合の対処法


「やっぱり売りたくない!」メルカリの出品者に、突然そう言われてしまったら…?
「取引をキャンセルしたい」という申し出があった場合、どう対応すべきかをこの記事でご紹介します。

メルカリで出品者に「取引をキャンセルしたい」と言われた場合の対処法

「購入したい」「発送してほしい」という意志を伝える

キャンセルは双方が合意しなければ成立しません。
しかし、商品の発送前の場合、出品者が発送作業を行わなければどうしようもないのも事実です。
どうしても欲しい商品の場合は、まずは「発送してほしい」という意思を伝えましょう。

相手に手放すかどうか考える時間を与える

出品者も一旦は「不要なので処分したい」「お金が必要なので売りたい」と考えた商品ですので、思い直す可能性はあります。
いっときの感情で、発送直前に「やっぱり売りたくないかも」と考えている可能性もあります。
あまり長すぎても放置されてしまうので、2日間を期限として「手放すかどうかお考えください」とメッセージするとよいです。
それでも相手の気が変わらない、もしくは返信がないようであれば取引をキャンセルしましょう。

怒るのは逆効果

商品を購入して安心していたのに、突然「やっぱり売りたくない」と言われたら「は?」と思うのは当然です。
しかし、「何言ってるんですか?もう支払い済みですし早く発送してください」と強いメッセージを送ると、「こんな失礼な人に大事な商品を売りたくない!」と思われる可能性があります。
「大切なお品ですので迷われるお気持ちもわかります」と相手の気持ちに共感した上で、「ただ、こちらとしてもどうしてもほしい商品なんです」と丁寧にメッセージを送るのがよいかと思います。

すぐに返信しない方がいいかも

相手が感情的になっている可能性があるので、1〜2時間経ってから返信した方がお互い感情的に話ができるかと思います。

貴重な品でもない場合は、こちらから取引をキャンセルするのも手

一度購入取引が成立したものを「やっぱり売りたくない」と手のひら返ししてくる時点で、出品者のことはあまり信頼できません。
報復評価を受けるかもしれませんし、安いから買っただけで貴重な品でない場合は、「わかりました。」といって購入者からキャンセルしてもよいかと思います。

相手からの返信がこなくなったら、すぐに事務局に連絡を

相手からの返信がなかったり、手続きで不安な点がある場合は「問い合わせ」から事務局に連絡しましょう。
事務局から出品者に返信の催促をするなど、必要な手続きを行ってもらえます。

購入者から取引をキャンセルする方法

発送期限を過ぎている場合は、取引ページの画面下部に現れる「取引をキャンセルする」のボタンから手続きできます。
キャンセル理由に「出品者と合意している」にチェックした場合は、即時で取引キャンセルが成立します。
それ以外にした場合は、出品者が取引キャンセルを承諾するとキャンセルが成立します。

取引をキャンセルするとどうなる?

双方評価なし、「悪い」も「いい」もつかない

取引をキャンセルする場合、メルカリでは評価をつけられません。(ヤフオク!では、自動的に「悪い」評価がつく)
取引をキャンセルした出品者へのペナルティーについては、メルカリの事務局に一任されています。
何度もキャンセルを繰り返すなど、よっぽど悪質でない限りはおそらくペナルティーは何もないでしょう。
悔しいですが、それがメルカリのルールなので出品者のことは忘れるしかありません。

取引履歴は残らないので、ブロックはキャンセル成立前に行うこと

キャンセルすると、取引が行われたという履歴が残りません。(出品/購入どちらも一覧に出てこなくなる)
メルカリではユーザーを検索する機能がないため、珍しい名前でない限り再度ユーザーを探すことができなくなってしまいます。
取引相手をブロックする場合は、キャンセルが成立するまえにブロックしておきましょう。
事務局側ではユーザーをブロックしてもらえないので、自分でキャンセルする必要があります。

※「まり」「ゆき」など普遍的な名前だとユーザー検索できませんが、特徴的な名前であれば過去に「○○様専用」と専用取引をした際のページが検索で見つけられるかもしれません。

まとめ

  • 貴重な品物の場合は、「どうしても購入したい」旨を伝えて相手の反応を見る
  • 感情的にならず、冷静にメッセージを送る
  • 返信が来ない場合は事務局に連絡する
  • 2日経っても出品者の気持ちが変わらなければ、購入者側で取引をキャンセルする

せっかく購入できたと思った品物が手に入らず悲しいですよね。
いったんは諦めず相手に考え直すよう促して、それでもダメなら次の出品を待ちましょう…!